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深井家のどうでもいいハナシ、お正月編。

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大晦日。
お祓ヨガと大祓式を終え、皆さんと笑って別れ、
17時に家についたらお腹がペコペコ。
すぐに、恒例の鮭鍋が始まりました!

始まったといっても大晦日は父と私だけなんですが、
12月はほとんど夕飯を一緒にたべていなかったので
「そういえばまみの結婚式は何を着よう?」
「この椎茸はこの間いったときに仙台の叔母さんがくれたやつだから。」
といろいろとつもる話がありました。

鮭、タラ、葱、白滝、豆腐、白菜、ニラ、椎茸、えのきを、
味噌で煮込むだけの鍋。
鮭が、油がのっていてぽっくりとしていました。
父が食べてみたいと言うのでかってきておいた豆乳を最後にいれ、
具と混ぜてシチューみたいにしてシメ。
あとは柿の種、みかん、チョコレートなど
お決まりのお菓子をつまみながら、
出場者のセレクトに文句なんか言いながら紅白をみました。

10時になると父が眠いと言いだしました。
だとすると、年越しそばは父が作るものなのでお預けになります。
「今年もナシでいっか!」
そう言われ、夜中のお蕎麦ってもたれるしねと言うと、
「うほー、ヨガの先生もなんだかんだいって年々ツライんだよな!」

鬼の首をとったみたいにおおはしゃぎしながら父は寝てしまいました。
ふん!あわせただけなのに!

『エースをねらえ!』を読みたくて、買っておいたのをちょっと読んで、
年越しの前にお風呂にはいって、
除夜の鐘を聴きました。
お風呂から出てゆく年くる年をみたくなり、
もう一度テレビをつけたら画面にうつったのは、
なんと、、なんと、、ゆずでした!!!

あー、からっぽになっておいてよかった!
「お風呂あがりのポカポカ気分でゆずをみた。」
これが私の、2013年のスタートです!

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翌日、元旦。
酔った勢いで前日決まった
「弟のお店を訪ねる計画」が、結局実行されました。

いもちゃん(弟の嫁ですね)にきくと
家族が店にくるのはすごくいやがるとのことだったので、
二転三転しながら、結局いくことになりました。

元旦は大体、おせちをたべたら遊行寺に初参りにいきますが、
今年はお店にいく途中にある
逗子の亀岡八幡宮にいきました。
逗子で初めてヨガのチラシを配らせてもらったときにお参りした神社です。
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「これはないよなぁ~・・・・」
父は終始ずっこけていました。
・・あのね、神様のお飾りが麻紐でくくられていたんですよ。
きっと質素な神社なんでしょうけどね。


弟は元気に働いていました!
なんとスタッフの若人たちが全員弟と同じ髪型をしていました!
父にも私にも、これは衝撃の光景でした。
弟は自分で髪を切っていて、ちょっとふつうじゃないんですよー。
きっとお店みんな仲がいいんだと思いました。
文字通り柱の陰から声援を送り、声をかけずに退散しました。


たくさん歩いて疲れちゃったので、
コーヒーを飲むことにしました。
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青い海が目の前に広がるテラス席を陣取って
(寒くて誰もいなかったけど、私たちは暑かった)
濃いコーヒーを飲みました。

私も今年はワインとビールをたくさん飲んだし、
父はふつうに「オエっ」と二日酔いでしたから、
しみわたるように美味しかったです。
3分で飲み終え、夕方になったのでぼちぼち家路につきました。


元旦の夜はおせちをつまみながらふけていました。
そういえば、おせちちょっとだけつくりましたよ!

ごまめ、菊花蕪、かまぼこの飾り切り。
これはこの間、プロクラスでお料理教室にいって習ったもの。
フードコーディネータをしている友人が先生をしてくれて、
とってもよく教えてくれました。
※次は1/28(月)恵方巻きです!

他に、卵焼き。
これは単に食べたくなって、
伊達巻も買ってあったけど、
卵焼きが今年は気分でした!

あとは、恒例父のお煮しめ、きんぴら、たこのお刺身。
これだけあれば十分です!


翌日2日は、弟以外の兄弟が全員そろいました!
弟は3が日休めたことないんです。
今年もイモちゃんが1人できて、
9月に入籍した妹夫婦と
5人で夕方から大騒ぎでした。
ご近所、うるさくなかったかな~・・・

今年は父が「あの」スーツケースをだしてきました。
妹夫婦は未だ見たことがなかったかもしれませんが、中には、
母とのラブレターの束や、
詩集「すずらん」(父と母は詩を交換していたのです!!)、
子供たちの写真のかわいいやつだけ抜粋したアルバム、
そして母のおはなしがたくさん入っています。

おはなしというのは
母の創った童話のことで、
「かえるとみほこちゃん」
「じゅんくんとスニーカー」
が有名どころでしょうか。

みほこちゃんのほうは、ラジオであの岸今日子さんに読まれたのだと聞かされています。
私が生まれたばかり、母が26歳のころです。

妹がみたこともなかったというので、
読むのが好きな私が立候補して、
まずは「じゅんくんとスニーカー」を読みました。
弟が新品のスニーカーにのって、森や海の仲間たちにおもてなしされ、
ふとお母さんが恋しくなり帰ってくる話です。

次に父が「かえるとみほこちゃん」を読みました。
私が黄色のお気に入りにくまさんと庭で遊んでいたら
カエルさんがあそぼうと誘ってくる話です。

父の読み方はセリフにこぶしを回し昔の喜劇みたいで、
せっかくの可愛い童話が、江戸時代のなにかみたいでした!!
お母さんどう思ったかなーもう~。
みんな涙しながら大笑いでしたが、
父は翌日、なんにも覚えていないのでした。


ストーブで焼いたカニをたらふく食べ、
イモちゃんに弟へのお土産をもたせ、
お開きとなりました。

父はタクシーを見送るや否や布団にひきあげ、
私はちょっと『エースをねらえ!』を読んでから寝ました。


翌日3日は、年賀状をかきました。
前日もちょっと書いてだしましたが、
この日はすべて書き終えたので、
散歩しながら近所のポストにだしにいきました。
あたたかいお正月。

今年は、iphoneもパソコンも休んで、
それだけなのに4日からの毎日が、気持ちが、全然違いました。

自分は恵まれていて、幸せな人だ。
お正月たっぷり休んだことを思い出すたびに、
なぜかそんな気持ちに包まれるのです。
湧きあがるような幸せを感じたあと、
心強くなります。


仕事始め、プロクラスとフレンチ薬膳の準備から一気にお仕事モードが加速する中、
何日もたたないうちにまた、
すっとこどっこいな失敗を大小たくさんしました。
謝って落ち込んで、
「あ~あどうしたらいいんだろ!」
とため息をついて…

でも空を仰ぐと
「あ~いいお正月だったな~。」
と、すっかり安心な気持ちになり、
また自信をもって仕事に全力投球できるのです。


帰る場所。家族。
あってよかった。
あまりお互いなんにも言わないけど私はいつも見守られていて、
私はいつも一人一人を応援しています。
両方あるっていうのが嬉しくて、
漕ぎ出す力になるのかもしれません。

みんながよく笑って、
本当にいいお正月でした!
by iiyo-ok | 2013-01-14 10:47 | みほこライフ