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朝日のヨガ!

蝉がないているうちに…沖縄レポート第3弾、お届けしますね!
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ゆずライブの翌朝。
後ろ髪をひかれながらゆず友と別れ、
部瀬名岬にたたずむ、
『ウェルネスリゾート』へと向かいました。
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ここに泊まると決めたときは、
まさに清水の舞台から飛び降りるような心地がしました!
(写真はお隣りの、ザ・ブセナテラスです。)

予算は明らかにオーバーだし、
アクセスも、行ったり来たりになるから不安だし、
だけど今思うと、ここを紹介してくれた友人は、
わたしのしたいことを、ぼんやりとでしょうが、よくわかってくれていました。
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友人は、正確には友人夫婦で、
2人ともが、沖縄関係の仕事をしています。
ゆずツアーは、すべてが友人、りえプロデュース。
ホテルもフライトもレンタカーも、希望を完璧に叶えてくれました!
ランランツアーという会社です。
よかったら桑江宛に、手配、お願いしてみてくださいね!

そして旦那のヒロは、生まれも沖縄で、
以前、こちらのホテルグループの東京支社に勤めていた、本当の沖縄ツウ。

そのヒロが、遠慮がちに、わたしにぜひ!とウェルネスリゾートを勧めてくれたのです。
理由を尋ねると、

「ええとね、ウェルネスは、滞在型だから、、、、、、ウェルネス!」

結局これが、決め手になりました。
さすが、沖縄!なんくるないさ~、ですよね!

ウェルネスリゾートは、
今年4月にできたばかりの、健康と美をテーマにしたプライベートリゾート。
食事やエステのプログラムを、
4つのテーマから選ぶスタイルになっています。
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テーマはこれです。

日頃の疲れを癒す、『リラックス』
生活リズムを呼び戻す、『インプルーブメント(再生)』
代謝と脂肪燃焼を促す、『ダイエット』
内からの潤いと美を目指す、『ビューティー』
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そのすべてに、きちんと効果に至るまでのメカニズムがあります。

滞在中は、それがかかれたパンフレットが、愛読書となりました!

どうして、その効果がひきだされるのか。
何をすると、改善されるのか。

簡潔な文章から、それが専門家の指導のもとに創られた
しっかりしたプログラムであることが、伝わってきます。

体調を5グループにわけて考える薬膳とも、通じる部分が次々に!
ここも共通点、ここも共通点、、!
これを食べて、肝を強くするヨガをやったらどうかな、とつい、メモメモ…。
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夢中になっても、時間はゆっくり流れてくれる。
館内は、人も景色も、インテリアもオブジェも、
すべてがゆったり、まるで東洋医学のようなやさしさにあふれています。

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ティーラウンジのアフタヌーンティは、
豆腐ようのスコーンが絶品。
この旅で、豆腐ようが大好きになった友人AKに買って帰りたいなあ。
一緒にたべられないのが本当に残念!
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やはり目的別に4つある、タラソというエステには、
すごく興味がありました。

通常は2泊3日などの長期プログラムだけど、
ついたらすぐに相談してみてと、いわれていました。
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早速カウンセリングをうけてみたら、
私でも受けられる、体験コースがありました!

バイオプールにはいり、背面をマッサージしてもらい、
最後のパックを黒糖にする、リラックスのコースです。

パックのあとは、黒糖を食べたときみたいに、
ほかほかして、お腹がぐーっとなりました。
黒糖の効能は、温中、そして胃にやさしいんです。
食材がコスメとして五臓に届く感じ、
どうしよう、楽しい!!
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お料理もテーマ別です。

4つのコースが用意されていて、
いずれも合計、800kcal。
アラカルトでもオーダーできて、
こちらもほとんどが、一皿300kcal以下です。

だけど、素材には沖縄野菜、地元の肉、魚、そして野草が、
ふんだんに使われ、
お腹いっぱい食べても、むしろそれが健康につながり、きれいになれる。
まさに、食薬。
理想の食事です!

メニューと一緒に、
手作りの野草図鑑も運ばれてきて、興奮です!
こ、これの写真を撮っていいですか?!
撮らなきゃ食べなきゃで、鼻息が荒くなりました。

普段、食べるものであまり迷わない私が、
すごく迷って、選んだメニューが、
『数種類のトマトと大宜産トマトのクラリフェをラビオリに見立てて』
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これです!

上にかぶさった、ジュレが不思議に甘く、
思わずスタッフの方に、尋ねました。

「このジュレは、何のお砂糖で甘みをつけているんですか?」
「お砂糖は使っていないんですよ。トマト液を、漉しただけなんです。」
「じゃあ、煮詰めて甘みをひきだすんですか?」
「熱も加えていないんですよ。凍らせたトマトをミキサにかけて、
ガーゼに乗せて2日か3日…自然に落ちるのを、待つんです。」

なんとトマトの持つ糖度、そのものだったのです!
手がかかっているから、こんなに甘いんだ、、
シェフのお料理への愛情を感じ、感動しました。

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こちらはメインの『いまいゆのバナナの葉焼き』。
いまいゆとは、旬の魚、
シルイユーとは、沖縄の白鯛とのことだそうです。

材料は、シルイユー、サンバルチリ、レモングラス、カー、ナンプラー、コリアンダー。

メニューにはカロリーやテーマのほかに、
こうして、食材の名前もかかれていて、
本当に食べたいものはなにか?
体の声を聴きやすく、だけど、
食べたいものが、次々でてもきます。

迷いにまよって、だけど、どうしても食べたかったのは、このタイ料理。
ナンプラーの塩気と、レモングラスの酸味、新鮮なコリアンダー。
おいしくておいしくて・・・・・
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ひとかけらも、残したくない気持ち!

ウェルネスリゾートの食事は、1人で食べるの寂しいなーと、
思う暇さえ、ありませんでした。
自家用ジェットでハワイに夕飯を食べにいく、というような人たちの気持ちが
わかっちゃったなあ、、。

食事を終えたら、再び、タラソテラピーのバイオプールへ。

バイオプールというのは、温海水のジャグジープールです。
水温は、体温より少し低いくらい。
のぼせるということがありません。

腰や足、肩、全身にあたる、
威力の強い14種類のジャグジーが、
順繰りに迷路のようにつづき、
30分かけて、ほとんどふっとばされながら一周します。

これがすごいスリミング効果で、
歩くだけで、胃の中身が消化され、
腸まですっきり、ペタンコ。
そして巡りがよくなるのか、身体が軽くなります。

特に夜は、月明かりと星明かりがキラキラ。
光る水面を眺めていると、
水圧に逆らい 、ぐんぐんいくらでも、
歩いていられます。

ところで、滞在中ずっと感じていた、
ウェルネスリゾートの七不思議があるんですが、
人はいるはずなのに、どこにいっても貸し切りなんです。

夜のバイオプールも、最初は月とわたしと2人ぽっちでした。

そのうち、途中で笑顔の素敵な女性が入ってきて
すれ違うたび、気持ちいいですね!と
声をかけあいました。
そのうち、もっと話したくなって、
傍らのラウンジで、白湯をのみながらおしゃべりをしました。

雰囲気あるその女性は、お名前をSさんといって、
私と同じく、はじめての一人旅。
丸の内にお勤めのOLさんだそう。
しゃべっていても、黙っていても、気まずくないみたいな不思議な気楽さで、
一人でいるより楽チンな感じさえします。

その夜から、結局、帰るまでずっと、
一緒に朝ヨガをしたり、海で泳いだりしました。

…朝ヨガ!

そう、念願の、朝の砂浜のヨガ、
こちらで叶いました!

ついてすぐホテルの方に、希望を伝えると、

「朝日をあびながら、ヨガをするとしたら、
ちょうど、ホテルの建物の前に広がる海岸がいいです。
日が上がるのは、アウトドアプールの前あたりだから、
左手よりは、右手方向が、ダイレクトに日がさします!」

仲村さんという、白い歯が美しい、
笑顔の優しい女性スタッフの方が、
適したヨガポイントを、
自分のことのように親身になって、考えてくれました。

日の出は6時5分だったので、
朝まだ暗い、5時20分に、
Sさんとロビーで待ち合わせし、砂浜へ。

ポイントを決め、タオルをしき、
大の字になって、砂の温もりと波の音を感じます。

裸足のままあぐらになって、体をゆるめるヨガ。
体調を聞くと、Sさんはわたしと体質が似ているようでした。

腸をゆるめ、腰をゆるめ
目を閉じて肩をゆるめ、
いつも通りのヨガをしたんですよ!

あたりは紫色で、静止した空気の中で、
ヤドカリだけが、モゾモゾ動いています。
Sさんの足元まできて、教えてあげたかったけど、
なぜかそうできないくらい、神秘的な雰囲気。

体が温まったところで、
横になって丹田に気を集め、足と手のひらを、ゆっくり空に向けました。
掌から、海のエネルギーがぐんぐん入ります。
すると雲間から、光線のような朝日が、
ピカーっと真っ直ぐさして、
わたしたちの元に届きました!
朝日を浴びながら、二人でいつまでも、
その姿勢のままでいました。
朝日を全身で、感じました。

やがてあたりが明るくなり、
むっくり起き上がりました。
生まれたての朝です!

波が気持ちよさそう!
カニなどおいかけ、波打ち際でひとしきり遊んでから、
わたしはルームサービスで、
Sさんはレストランで、それぞれ朝食を頂きました。

ごはんのあとは、アウトドアプールで待ち合わせをし、
海に泳ぎにいきました。

最後は、バスローブ姿のSさんと、
お世話になった仲村さんが、
わたしのチェックアウトを見送ってくれました。

あと一日、滞在する予定のSさんは、
ヨガのお礼にと、ホテルの月桃茶のギフトボックスを、
プレゼントしてくれました。

Sさんは、写真を撮るのが上手で、
とってもらった写真は、珍しく私がリラックスしています。
(私の写真うつりは、昔からすごいのですよ・・)

写真は、フェイスブックにアップ中!
みてみてくださいね!

Sさん、楽しい時間をどうもありがとう!
最後に一緒にとった写真は、宝物です。

さて、バスが那覇市内についてしまうと、
やることがありませんでした。
ゆずっこのみんなは、最後は市場で買い物を楽しんだみたいだけど、
わたしは車がないので、
早々にタクシーで、空港へ向かいます。

そうそう、空港で、自然素材のお土産やさんをみつけましたよ!

TIDA MARCHE。 ティーダマルシェ。
ピクルや酢漬け、ゴーヤ味噌など、
手作りのお惣菜もありました。
(フロア左手の一番奥のほうです!)

父は、ここの島らっきょうの酢味噌あえが気に入り、
酢味噌だからうまかった!と、大絶讃。
(海ぶどうも買ったんですが、気持ち悪かったとのことでした。)

わたしのヒットは、「純朴」!
ちんすこうサイズのサーターアンダギーで、
ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、アセロラ、黒糖蜜の
自然な甘味だけで、味付けされています。

沖縄ベテランヒロのオススメ、
ホテルオリジナルの、丸い形のちんすこうも買いました。
サクサクして、ちんすこうが苦手なヒロも、これは美味しいんだそう。

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最後の食事も、サーターアンダギーでした!空港でみつけたバラ売りを、素通りできず。

ゲートをくぐると、5日ぶりのスターバックス!こちらも同じく、素通りできませんでした。

こうして、5日間にわたる沖縄の旅は、幕を閉じました。


帰ってから、毎日のように、
Sさんから頂いた月桃茶を飲んでいます。
なんだかんだ、沖縄の空気を感じていたいんですね。

この旅は、ひとの優しさに、感謝。
そして、自然がくれた感動に、感謝。
お陰で、みんなが好きという沖縄、
わたしも、大好きになりましたよー!!

お世話になったみなさん、
本当にありがとうございました!
by iiyo-ok | 2011-09-08 18:32 | みほこライフ