スエ亭。(追記:ソウルフードのこと)

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夕方、末亭へ。

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寿福寺に向かう道沿いの小さなチーズやさんで、月に一度バルがオープンします。
シェフはチーズ屋店長のスエちゃん。
大きな会社の社食や、鎌倉ガーデンハウスで修行を積んだ、腕の確かな料理人であり、
誰もが、おいしい!!と笑顔になるお料理をつくります。
昨年、薬膳に開眼し、プロながら謙虚な姿勢でわたしの個人授業を受けてくれ、
混ぜるだけ薬膳キッチンの料理人を1年12ヶ月つとめたのは皆さんご存知の通り。
継続は力なりとはこのことで、この夏、いよいよ資格取得の道へと踏み出すことが決まっています。

でもね、これだけはいっておきたいのですが、すえちゃんの料理で元気になったり、からだがやけに軽くなるのは、薬膳のおかげではないんです。
ずっと前からそうだから、それはきっと作り手の愛。

ところで、みなさんにはソウルフードと呼べるものってありますか?

わたしは長年、グリーンカレーがソウルフードだと公言していました。
矢も盾もたまらずたべたくなるものだったら納豆、とかもそうですが、
香りを嗅いだだけでせつなくなるといったら、グリーンカレーです。

初めてそれを体験したときは、泣くかと思いました。
みなとみらいの、ゲウチャイというタイ屋台料理屋の匂いが、もうどうしようもなくそれでした。

20年以上前、タイ好きの同僚に誘われて訪れ、地下のお店に続くエスカレーターを降りようとして。
下から上ってくる、タイ料理特有のあの酸っぱ辛い匂いを嗅いで。
思い出すとそのあたりは、スローモーションで映像のようです。
むせかえるような郷愁を覚えました。
あたり一面の風景が、サーっと入れ替わって、ここはどこ?と思うくらいの衝撃でした。
あれはなんだったのかなー。

何かあるのかもしれないと、タイに行ってみたこともあるんです。
でも、日本人の旅行客にタイ人と間違われたくらい、
とくに、ルーツを思わせるような出来事はありませんでした。

でもタイ料理は、以来20年にわたりわたしの心と体のささえ。
ふだんお米があまりたくさん食べられないわたしが、
グリーンカレーとトムヤムクンがあったら
お米のごはんがどんどんたべられます。

が、気づきました。最近、末ちゃんのごはんのほうが、もっとそうです!

写真の鶏飯もおかわりしているし、気づけばタイ料理を食べる頻度が減ったような?
魂の深いところにふれる料理、20年のときを越え、タイからスエにとってかわったようですね!
スエ亭にいくと、そういうわけで黙々と食べて愛想がないかもしれませんが、
こわがらないでください、栄養補給中なのです!

そんなすえちゃんと、今月お贈りする、混ぜるだけ薬膳キッチンはお弁当。
晴れたらお庭で薬膳講座です。
冬からひそかに計画していて、やっとこの日がきたという感じ。
メニューの目玉は、おしゃれな変わり太巻き。もちろん、混ぜるだけ10分!

最近スエ亭でもご予約をいただくようになり、ありがたいことなのに、
ゴメンなさい、今月も午前の一回のみ、すでに残席わずかです。

おやすみがきまったらご予約を!5/23ですよ〜。

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by iiyo-ok | 2015-05-09 21:15 | 混ぜるだけ薬膳