ピアノとベースと、ヴァイオリンと。

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七里ガ浜、タンゴのゆうべ。

タンゴは、あった?

タンゴピアニスト佐々木治さん宅の音楽のゆうべに、
ふたたび、おじゃましました。


「月に一度、生の音楽聴かないといられなくなるのよ。」


とは、3年間毎月ご参加のマダム。

2回目にして、贅沢さがわかってきました。
タンゴポルテニョスヨコハマの音を、
独占するひとときらしいってこと。
岩楯麻里さんのヴァイオリンも、
菅原正宣さんのベースも、
わざわざ聴きに行かなければ聴けない、音だってこと。

目の前で聴く、生の音。セッション。
思わず体が、動き出す。
私は、ゆずが大好きで、ライブも大好き。
ここにはなんとなく、それと同じ躍動感がある。
生意気かもしれないけど、
ハマるのを感じます。

そして、
それと同じくらい、目が離せないのが、
聴いている人の、横顔。

終始目をとじて、微笑みを浮かべるご紳士。
弾き手の手元を、じーっと見つめる若い男性。
ボサノバのかわいらしいメロディが、
マダムの表情を、少女のようにしていくのも。

純粋に音楽を楽しむ人の表情って、
魅力的なんだなぁ。

それから、お話。

「おい、メシ、風呂、って、もうとにかく、短かったの。」

と、シャンソンを歌うご婦人。
衣装は、金のラメのロングドレス。
なのだけど、

「それが今はね、お~~~い、って長いの。
最近はスキンシップもあってね、サロンパスを張ってもらいました。」


真っ白なデコルテ。つやつやのお肌。
その華やかなオーラからは、
主婦の生活がみえてこない。
だけど、お子さんが3人、歌を始めてまだ5年。
人前に出るなんて毛頭、ありえなかったんだって。

その方が素敵なのは、
おしゃれで、歌がお上手なのもあるけれど、
多分40年間、
メシ、風呂、の旦那様を、支えてきたから。
文句をいいながらも、受け入れて、許して、
太陽みたいに、
旦那さまと、息子さんを、照らしてこられたから。


家庭に入ってしまったら、輝けないなんてことはない。
仕事さえあったら、輝けるってものでもない。
人は、人に喜ばれて生きたら、こんなに輝くんだ。

愛する人のために、
そして、あとにつづく、後輩たちのためにも、
そんな女性でありたい。
先輩方のように私も、
触れるだけで希望がわくような、生き方をしたい。
今回もまた、そのことを思いました。
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by iiyo-ok | 2009-10-26 23:24 | みほこライフ